〜スライド・グリス〜


今回はスライドとグリスというテクニックを学びましょう〜
※アップピッキングは後の講座でやりますので、今は全てダウンピッキングで弾いてください。


スライド

スライドというのは、ピッキングをせずに次の音へ滑らかに繋げるテクニックです。
ではやり方を説明します。下の図を見て下さい。
スライドのやり方

(スライド_mp3)

  1. 5弦3フレットをピッキングし、音を出す
  2. そのまま2分音符分(2拍)音を伸ばす
  3. 指を弦から離さずに適度にすばやく、5フレットまで移動させる
  4. そのまま2拍音を伸ばす
2小節目も同様に5弦5フレットの音を二拍分伸ばし、その後3フレットまで指を弦から離さずに戻します。
注意することは、移動する時弦から指を離さないことです。離してしまうと当然音が途切れてしまいますからね
この講座では「sl」と表記されていますが「s」と書かれている楽譜もあります。


グリス

グリスはスライドとほぼ一緒と言ってもいいくらいです☆彡
違うのは弾き始める音が決まっていないというだけです。
グリスのやり方

(グリス_mp3)

  1. 3弦の適当な位置(2〜5フレットくらい)をピッキングする
  2. 音を伸ばさずに、適度にすばやく9フレットまで移動させる
  3. その後4拍分音を伸ばす
2小節目は3弦の9〜12フレットくらいをピッキングし、すばやく5フレットまで指を移動させます。
フレット番号の左にある線が上り調子ならその番号より低い数字から、
下り調子ならその番号より高い数字から指をスライドさせます。
この講座では「sl」と表記されていますが「g」と書かれている楽譜もあります。


Ex-25

Ex-25

(Ex-25_mp3)

ドレミファソラシドをスライドを使って弾いてみましょう〜
スライドするタイミングは、前の音符分伸ばしたあとです
この場合だと二分音符分だけ音を伸ばした後、指をスライドさせます。

一つの指でスライドさせていきます。
人差し指や中指など、全部の指で練習してみましょう。


Ex-26

Ex-26

(Ex-26_mp3)

次はドシラソファミレドですねー


Ex-27

Ex-27

(Ex-27_mp3)

全部の弦を使ったスライドの練習です。


Ex-28

Ex-28

(Ex-28_mp3)

グリスの練習です。
適当な位置から指をスライドさせましょうー☆彡

「sl」となってますがグリスとお考えください(ぇ


Ex-29

Ex-29

(Ex-29_mp3)

スライドを使った応用フレーズです。
1・2小節は繰り返し記号があるので2回繰り返しましょう。
1・2小節の二弦は中指の腹の部分でミュートして、雑音が出ないようにしましょう
最後は10フレットまでグリスです。


今回のフレーズは全て、人差し指の付け根付近をネックにつけておきましょう。


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