今回は、ロックな音楽などでも大活躍のパワーコードと、
パワーコードと合わせて使うとより効果のあるブリッジミュートについて載せてみます。
パワーコードとは何かというのを簡単に説明しておきます。
本来、基本のコード(和音)というのは1度・3度・5度の3つの音が重なってできています。(セブンスコードはm7thの音も)
C(ド)のコードで言うと、1度(ド)・3度(ミ)・5度(ソ)で成り立っています。
この中で3度の音というのはコードの響きが明るい・暗いを分ける大切な音なのです。
しかし、これを取り除いてしまった和音がパワーコードなのです。
<<本気で説明すると長くなるので、詳しく知りたい方は各自で自習をヨロシクお願いします(ぁ>>
パワーコードを弾く上で大事なことは
・5度の音は薬指でも小指でも押さえられるようにする。
・使わない弦は人差し指などでミュートする。
薬指で押さえた場合
小指で押さえた場合
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全てダウンストロークで弾いてください。
1小節目の6弦は右手人差し指の先でミュートしてください。
その他弾かない弦は右手の人差し指でミュートしてください。
2小節目から3小節目(3小節目から4小節目も)に指を移動する時は、指を弦から離さずに移動させてください。
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ダウン・アップストロークを使い弾いてください。
最後の全音符はしっかり、4拍分音を伸ばしてください。
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休符があるので、その場所では左手の指を弦から離さず、かつ指板からは浮かしミュートします。
リズムも狂わないように練習しましょう。
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ブリッジミュートを使ったパワーコードです。
Mのついた場所は右手をブリッジにのせて、ブリッジミュートをしましょう。
全てダウンピッキングで弾いてください。
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全てダウンピッキングです。
ヒジは固定して、手首だけの動きでピッキングしましょう。
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スライドの時にリズムが狂わないようにしましょう。
今回は2本の弦だけのパワーコードだったので、また機会があれば3本の弦を使ったパワーコードも載せたいと思います。