〜パワーコード&ブリッジミュート〜


今回は、ロックな音楽などでも大活躍のパワーコードと、
パワーコードと合わせて使うとより効果のあるブリッジミュートについて載せてみます。


パワーコード

パワーコードとは何かというのを簡単に説明しておきます。

本来、基本のコード(和音)というのは1度・3度・5度の3つの音が重なってできています。(セブンスコードはm7thの音も)
C(ド)のコードで言うと、1度(ド)・3度(ミ)・5度(ソ)で成り立っています。

この中で3度の音というのはコードの響きが明るい・暗いを分ける大切な音なのです。
しかし、これを取り除いてしまった和音がパワーコードなのです。

<<本気で説明すると長くなるので、詳しく知りたい方は各自で自習をヨロシクお願いします(ぁ>>

パワーコードを弾く上で大事なことは

・5度の音は薬指でも小指でも押さえられるようにする。
・使わない弦は人差し指などでミュートする。
薬指で押さえた場合
薬指で押さえた場合

小指で押さえた場合
小指で押さえた場合


〜ブリッジミュート〜

ブリッジミュートとは、ブリッジの辺りに右手をのせて音をミュートさせるものです。
主に歪ませた音で使い、ズンズンという迫力のある音をだすことができます。
ブリッジミュートで大事なことは

・右手の乗せ具合でミュートの深さを調節する。
右手を添える

・手首の動きで弾くようにする。
手首を支点に


Ex-38

Ex-38

(ex38_mp3)

全てダウンストロークで弾いてください。
1小節目の6弦は右手人差し指の先でミュートしてください。
その他弾かない弦は右手の人差し指でミュートしてください。
2小節目から3小節目(3小節目から4小節目も)に指を移動する時は、指を弦から離さずに移動させてください。


Ex-39

Ex-39

(ex39_mp3)

ダウン・アップストロークを使い弾いてください。
最後の全音符はしっかり、4拍分音を伸ばしてください。


Ex-40

Ex-40

(ex40_mp3)

休符があるので、その場所では左手の指を弦から離さず、かつ指板からは浮かしミュートします。
リズムも狂わないように練習しましょう。

         


Ex-41

Ex-41

(ex41_mp3)

ブリッジミュートを使ったパワーコードです。
Mのついた場所は右手をブリッジにのせて、ブリッジミュートをしましょう。
全てダウンピッキングで弾いてください。


Ex-42

Ex-42

(ex42_mp3)

全てダウンピッキングです。
ヒジは固定して、手首だけの動きでピッキングしましょう。


Ex-43

Ex-43

(ex43_mp3)

スライドの時にリズムが狂わないようにしましょう。


今回は2本の弦だけのパワーコードだったので、また機会があれば3本の弦を使ったパワーコードも載せたいと思います。


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